頭痛などの副作用があるミカルディスと塩分制限

高血圧症の治療に使う降圧薬のひとつに「ミカルディス」があります。
ミカルディスは成分名はテルミサルタンであり、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)と呼ばれるタイプの降圧薬です。
ミカルディスが血圧を下げられるのは、アンジオテンシンIIという体内物質がその受容体に結合して血圧を上げる働きをすることを妨げる作用があるからで、この薬を飲むことで患者さんの血管は拡張されて血圧が下がるという効果を得られます。
ミカルディスは1日1回の服用で良い薬となり、長期維持療法に適しています。
そのため、多くの高血圧症患者さんがこの薬で血圧管理を行っていますが、それには副作用が少ないという特徴も関係しています。
ミカルディスの特徴は咳が出る副作用がほとんど見られないことで、他の副作用も比較的出にくい利点がありますが、まれに身体のだるさを感じたり、頭痛やめまいなどが出る場合もあるので、頭がフラフラするなどの症状がひどい場合には、早めに医師に相談するのがおすすめです。
また、この薬を飲んだことによる影響として、飲み始めにめまいや立ちくらみを起こしやすいことがあるので、薬の影響で頭がくらっとしたことが原因で危険な目に遭わないように、車の運転や高い所での作業をする時は充分に気をつけてください。
高血圧症は高齢になってくると多くの人が患う病気ですが、降圧薬の使用だけでなく、塩分制限や運動療法によっても血圧を下げることは出来ます。
特に食事の塩分制限は普段から気をつけて行っておけば、高血圧症になることを予防することが可能なので、まだ高血圧症と診断されていない人も、塩を控えた食事に慣れておくのがおすすめです。
降圧薬に限らず、薬を飲まなければならない生活は大変なものですから、なるべく早い時期から塩分制限を心掛けて高血圧症を防ぐことは健康を保つために良い方法と言えます。